price(トレーニング)
ハズバンダリートレーニングとは
(直訳:家畜を飼育するうえで必要【世話・治療などがしやすいよう】な様々なトレーニング)
受診動作訓練から今は協力的行動の訓練ともいわれForce Free、Fear Free【力を用いない、恐怖を用いない】トレーニング
★動物を健康に飼育するための治療行為や移動などを
★強制ではなく自発的に協力するように
★スモールステップで教えるトレーニング全般
最近、犬業界では間違えて使われることもあるハズバンダリートレーニング。イルカで生まれたハズバンダリートレーニングはイルカで使えなければハズバンダリートレーニングとは言えません
例えばハズバンダリートレーニングでは強烈なおやつ(チュールなど)やアイスクリームなど基本使用しません。
(普段使用しているドライフードでOK)
※イルカは味覚や嗅覚が退化しているためおいしいものや匂いの強いものが使えない。逆にハズバンダリートレーニングであれば魚もトレーニングできるんです
スタートラインからわんちゃんたちが嫌なこと苦手なことを作らないようにしていくのが一番重要。
なのでパピーちゃんたちは是非ハズバンダリートレーニングの扉を叩いてみて欲しい。
そして、既に克服すべきことが出来てしまった子
わんちゃん達が『嫌だ!』と主張しているのだとしたら嫌なことを学習してしまったからです。それはなぜでしょう?
原因を作ったのものは何だと思いますか?
悲しいですが多くは人が原因となっています。オーナーさんだけの問題ではなくトリミングサロン、病院。
ワンちゃん達にとっては未知で知らないことが多いのに、やれ台に乗れだ、痛いことはされる、押さえつけられる、これで『やめて!』と言わないわけがないと思いませんか?
一番初めに病院に行った時のことなどを思い出してみてください。最初から病院が嫌いでしたか?
爪切りを見たら逃げていく。ハーネスを見たら逃げていく。最初から逃げましたか?何か嫌な思いをしているはずです。
困った行動が出来てしまった場合はその期間が長ければ長いほど修復するのに時間はかかります。
それでもやらなければずっとストレスと付き合うことになります。
十勝でハズバンダリートレーニング。みんなで広げていきましょう。わんちゃん達のために。。。
アニマルウェルフェア(動物福祉の指標)をご存じでしょうか?
私の『食』の勉強会はまず最初にここからスタートします
これを忘れてはいけない。犬と過ごすということ。犬は犬らしくということ。。。
これは『動物の5つの権利』とも言われます
① 飢えや乾きからの自由
②痛み、負傷疾病からの自由
③恐怖や抑圧からの自由
④不快からの自由
⑤自由な行動をする自由
ざっくりとそれぞれ何を指しているのかはわかると思いますのでその説明は省かせていただきますが
日本で犬と暮らすうえで軽く見られがちな点はどこでしょうか?
トレーニングの面から見てみると※生体ショップ、トリミングサロン、ブリーディング、病院により違いがあります
・チョークチェーンやハーフチョークなどでショックをかけるは②に反し痛みや負傷を(ショックをかける事により頸椎や気管を痛める子もいます
・既に否定されているオオカミをモデルとしたリーダー論や犬に馬鹿にされてはいけないという間違った情報による主従関係からの抑圧や恐怖を用いてのしつけや過度なストレスにさらす行為は③に反し
・小型犬だから、外が嫌いだからとお散歩に行かないのは探索、追跡、運動の欲求の犬らしくという③に(脚側トレーニングにより横について歩くばかりのお散歩もそればかりでは欲求を満たしていない可能性も)
ハズバンダリートレーニングは1964年イルカから始まったと言われています。約60年前から始まったトレーニングなぜ現代でも犬には上記の方法が今でも取り入れられているのでしょうか?それは力でどうにかなるから。犬がある程度我慢してくれる動物だから。ではないですか?
犬より小さい猫には力で押さえつけることは普段の生活ではしませんよね?
象やライオン、イルカにも同じトレーニングは通用するでしょうか?昔は行われていましたが悲しい事故も起こり今は改善されてきています
あの子たちが本気で反撃してきたら人間なんてひとたまりもありません。
そんなことから行動分析学やハズバンダリートレーニングを学び始め2022年ハズバンダリートレーニングのbasicとadvancedを修了しました。
こちらも学びは続きますが少しずつでも皆様の悩みに応えられたらと思います
【日常ケアの苦手克服コース 】 時間:60~90分 5,500円 <別途事前ヒアリング料がかかります>
<4回コースでお申し込みの場合割引が適用されます>
・爪が切れない ※初回は座学を少し含むためお時間がかかります
・ブラッシングができない
・歯を磨けない【口も触らせてくれない】
・シャンプーがきらい
・病院やトリミングサロンで暴れてしまう
・今現在悩みはないけどハズバンダリートレーニングを使ってケアしていきたい
★事前ヒアリングが必要となります(可能であればわんちゃんも一緒にお越し下さい)
※事前ヒアリング&カルテ作成では別途1,500円かかります
※4回コース 5,000円×4回=20,000円(カウンセリングは4回コースに含まれません)
原則として2ヶ月間有効とさせていただきます
※原則BonVivant店内で行います。お悩みにより出張となりますが別途出張料金が加算されます
※わんちゃんの集中力の関係上長くダラダラ行うことはありません (ごはんの勉強会とは違います 笑)
※全て税込み
~特化コース~
歯磨きレッスン ※初めてご利用の方は事前ヒアリング&カルテ作成では別途1,500円かかります
★こちらのコースは歯磨きに対しまた大きな拒否反応が出ていない子向けのコースとなります★
完全に苦手になってしまっている場合は苦手克服コースをご利用ください
①座学3,500円×1回 + 実践4,500円×3回 計4回 経験者コース 各~90分
<当方の初級マットトレーニング&同意行動が完了しているチーム対象コースとなります>
※レッスン間隔は進み具合などにより各自決定してください。原則として2ヶ月間で修了してください
②座学3,500円×1回 + 実践4,500円×5回 計6回 各~90分
<上記経験者以外の方が対象:実践の2回は歯磨きには欠かせないマットトレーニングや同意行動のレッスンとなります>
※レッスン間隔は進み具合などにより各自決定してください。原則として3ヶ月間で修了してください
実践は個別になりますが座学はお友達同士の合同開催も可能です(3名以上で座学のみ割引させていただきます)
歯磨きレッスンは4~6回のコースが修了したから完全に磨けるようになるものではありません。オーナー様にどのような手順で進めていくのかをお伝えし、レッスン終了後もお家でステップアップできることを目指したレッスンとなります。
わんちゃんの『やってもいいよ』を実感してみてください。今まで多かれ少なかれ力を使いやっていた歯磨きとの違いがわかると思います。
また、ハズバンダリートレーニングのなかで行っている座学は含まれておりません。希望される方は別途申し込みください。
歯磨きが嫌いにならないように、これ以上無理に行いたくない方向けのコースです。そのため苦手克服コースより割安設定となっております。
多くの方にハズバンダリートレーニングによるわんちゃんが環境をコントロールできることの大切さを知って頂けたら嬉しいです。
オーラルケアコース(座学のみ) 4,000円 90分程度
30枚程度の実際の症例の資料を見ながら進めていきます。歯磨きができる子もできない子も
お口のトラブルについて学んでみませんか?
※全て税込み
※先着で歯石ライト付き(無くなり次第終了)
最初からハズバンダリートレーニングを行うわけではありません。カウンセリングをし何にどれくらい反応するのかを見たりコミュニケーションがどのようにとれるのか、その子に合わせ遊んだりニーナオットソンを使ったりもします。ベーストレーニングが入ってない場合はそちらからのスタートとなります。あれもこれも一緒に克服することはできません。
しかしハズバンダリートレーニングをオーナーさんが理解してしまえばレッスンを卒業してからも他の苦手なことに応用が可能です。レッスン期間中は動画などに撮って頂ければそれを基にアドバイスすることも可能です。
4回コースの場合レッスン日程はコチラで決めませんのでご自分で宿題を課し日程をお決めください
(営業日がありますので原則平日となります)
【パピーコース】生後6か月まで
まだ苦手なものができる前に親としてどのように接していけばいいか
どちらかというと人のための1回コース(主に座学と簡単なトレーニング)
時間:90分 個 別 4,500円
※既に苦手なことが出来てしまった場合は苦手克服コースをお選びください
【その他困ったコース】
・ハーネスがつけられない
・掃除機が嫌い
・○○を怖がる
・待てない
・飛びつく
など
基本的な料金は苦手克服コースと同じとなります
症状が重度だと判断した場合は、より専門的な機関を紹介させていただきます。
また、わんちゃんが頑張るのではなく人が根気よく頑張るものだと思ってください
スモールステップは最大の近道です。
ステップが進まない場合はどこかが間違えています。
焦りは遠回りとなり、その困った行動の期間が長ければ長いほどその行動は強化されていますので時間はかかります。
当方はやらせるのではなく、わんちゃんの自発的な行動を引き出しトレーニングしていきます。
最初のうちはタイミングが難しく感じると思います。毎日少しずつ練習していけばステップは進むはずです。
私もわが子に日々ハズバンダリートレーニングを短時間でも行い苦手なケアを一つ一つ克服できるよう、練習しています。一緒に頑張りましょう。苦手ケアがなくなればそれだけ病院やトリミングサロンでのストレスは減るはずです。
※できればトリマーさんや獣医さんの協力を得られるのが一番なんですが・・・
そんなサロンさん獣医さんいませんかね(^^;)